テクニック F7:達成基準 2.2.2 の失敗例 - 5 秒よりも長く点滅するコンテンツを一時停止するメカニズムなしでコンテンツを点滅しているオブジェクト又はアプレット
このテクニックについて
このテクニックは 2.2.2: 一時停止、停止、非表示 (失敗) に関連する。
この失敗例は、オブジェクト、アプレット又はプラグインにおいて、点滅するコンテンツをサポートする技術に適用される。
解説
プラグインによってレンダリングされるコンテンツ又はアプレットに含まれているコンテンツが点滅している際、ユーザエージェントがその点滅を一時停止させることができない場合がある。プラグイン、アプレット又はコンテンツ自体がその点滅を一時停止させるメカニズムを提供していない場合、利用者が点滅しているコンテンツを読み取れない、又は点滅によって気が散ってしまってそのページにある他のコンテンツを読むことができなくなる恐れがある。
事例
- ニュースのサイトでアプレットが広告を表示している。利用者の目を惹くために、アプレットは広告のキーワードを点滅させている。ユーザエージェントの設定によってその点滅を一時停止させることはできず、アプレットも点滅を停止させるメカニズムを提供していない。
検証
手順
プラグイン又はアプレットで点滅するコンテンツのあるページに対して:
- コンテンツが 5 秒よりも長く点滅するかどうかを判断する。
- 点滅しているコンテンツを一時停止させる手段があるかどうかを判断する。
期待される結果
- チェック 1 が真であり、かつチェック 2 が偽である場合、コンテンツは達成基準に失敗する。